光回線のONUやモデムの最適な置き場所とネット接続・Wi-Fi環境改善のコツ

  • 家の中でWi-Fiの接続が不安定で、スムーズにインターネットが使えない。
  • ONUやモデム、Wi-Fiルーターをどこに設置すればいいかわからず、適切な場所を探している。
  • いろいろ試しても電波の届きが悪く、通信速度が改善されない。

Wi-Fiの接続が悪いと、仕事やリモート学習がスムーズに進まず、ストレスを感じますよね。モデムやルーターを設置する場所を間違えると、せっかくの高速インターネットのメリットを十分に活かせません。多くの人が「どこにモデムを置けば電波が安定するのか」と悩んでいるのは当然です。

ONUやモデム、Wi-Fiルーターの設置場所は、インターネットの快適さを左右する非常に重要な要素です。適切な場所に機器を置くことで、家全体に安定したWi-Fi電波を届けることができ、ネット環境を一気に改善することができます。

この記事では、モデムやWi-Fiルーターの設置場所に関する具体的なポイントを分かりやすく解説しました。設置すべきベストな場所、避けるべきNGスポット、そしてモデムを正しく置くことで得られる効果について詳しくお伝えします。また、電波が悪い場合の対処法も紹介し、すぐに実践できるヒントを提供します。

インターネット接続におけるONUやモデムとは?

インターネット接続の基本的な構成要素である「モデム」は、快適なネット環境を実現するために非常に重要な役割を果たします。
一般的に、モデムはアナログ信号をデジタル信号に変換するデバイスです。
これにより、インターネット回線を家庭内のネットワークに接続することが可能になります。

光回線と組み合わせて使われるVDSL方式においては、モデムが使われることが多いです。
VDSL方式(Very-high-bit-rate Digital Subscriber Line)は、光回線の活用形態の1つで、集合住宅やマンションでよく採用されます。
光回線自体は建物の外まで引き込まれ、その後、建物内部では従来の電話線(メタル線)を通じてデータを転送します。
この際、モデムを介して信号を変換し、ユーザーがインターネットに接続できるようになります。

モデムが正しく設置されていないと回線速度の低下が発生する可能性があるため、適切な設置場所を選ぶことが非常に重要です。

モデムとONUの違い

モデムとONUは、光回線に関連する重要な機器であり、それぞれ異なる役割を担っています。
まず、モデムは電話回線やケーブルを使った従来のブロードバンド接続に使用され、デジタル信号をアナログ信号に変換する役割があります。
一方、ONU(Optical Network Unit)は、光回線で使用される機器で、光信号を電気信号に変換します。
これにより、家庭内で利用できる形式にデータを変換し、インターネットへの接続を実現します。

特に、ONUは光ファイバーを直接接続する必要があり、モデムは従来の電話回線などを使用する点で異なります。
どちらも重要な役割を持っていますが、利用するインフラに応じて設置される機器が異なります。

まとめると:

  • モデム:デジタル信号をアナログ信号に変換(主に電話回線を介する場合に使用)
  • ONU:光信号を電気信号に変換(光回線を介する場合に使用)

モデムとWi-Fiルーターとの違い

モデムとWi-Fiルーターも混同されがちですが、役割が異なります。
モデムはインターネットサービスプロバイダ(ISP)からの信号を家庭内のデバイスに接続する役割を担います。
しかし、モデム単体ではWi-Fiによる無線接続はできません。

一方、Wi-Fiルーターは、モデムから送られてくるデータを受け取り、それを無線信号に変換して家中のデバイスと接続します。
Wi-FiルーターにはLANケーブルも接続でき、複数のデバイスに同時にインターネットを提供する役割を持ちます。
多くの現代的なルーターは、モデムとWi-Fiルーターが一体となったモデム一体型ルーターが主流になりつつあります。

例えば、モデムはインターネット信号を受け取るインターフェースの役割を果たし、ルーターはその信号を家庭内の複数のデバイスに分配するハブの役割を果たしています。

ONUとWi-Fiルーターの関係も同じように考えて問題ありません。

光回線のONUやモデムのおすすめの置き場所

光配線時のONUやVDSL方式時のモデムの設置場所は、安定したインターネット接続を確保するために重要です。
適切な置き場所を選ぶことで、電波の強度や回線速度が大きく向上し、快適なインターネット接続が実現します。
このセクションでは、ONUやモデムを設置する際のポイントを詳しく解説します。

ONUやモデム設置に最適な場所とは?

まず必然的に、ONUの設置は光コンセントの近くに、モデムの設置は電話線のモジュラージャックの近くになります。また、ONU・モデムともに電源コンセントの近くに置くことになります。
LANケーブルの接続先(ルーターやパソコンなど)の近くにONUやモデムを置くことで、配線をシンプルにすることができるので、インターネット接続をスムーズに保ち、通信トラブルを最小限に抑えることにつながります。

ONUやモデムを設置する場所として理想的なのは、部屋の中央に近い場所です。
家全体にWi-Fiの電波が均一に届きやすいため、どの部屋でも安定したインターネット環境を楽しむことが可能になります。

床から1-2mの高さがあるところ

高さ1~2メートルの位置にONUやモデムを設置することが、電波の飛びやすさに大きく影響します。
例えば、机の上や本棚の上が良い例です。
この高さは、電波障害を回避しながら、Wi-Fiルーターが家庭内の隅々まで電波を届けやすい位置です。

また、高さを確保することで、家具や家電の影響を受けにくく、電波の障害が少なくなります。

障害物の少ないところ

モデムを設置する際には、周囲に障害物が少ない場所を選ぶことが重要です。
特に金属製の机大きな家電製品の近くは、電波が反射してしまい、Wi-Fiの性能が大幅に低下する可能性があります。

また、すりガラスコンクリートの壁なども電波を妨げる要因となるため、こうした場所からはできるだけ離して設置するようにしましょう。
ホームゲートウェイWi-Fiルーター一体型のモデムを使用している場合も同様です。
電波の障害を避けるために、周囲の環境を確認することが大切です。

安定した場所

ONUやモデムは常に安定した接続を提供するために、安定した場所に設置する必要があります。
不安定な場所や傾いた棚の上に置くと、機器が落下して破損するリスクがあります。
さらに、頻繁に動かされる場所に設置すると、LANケーブルや他の配線が抜けてしまう可能性もあります。

ONUやモデムの設置時は安全で水平な場所を選び、可能であれば機器を固定して、常に安定した状態を保つようにしましょう。

ONUやモデムの置き場所としてNGな場所

ONUやモデムの置き場所として避けるべき場所もあります。
誤った設置場所では、Wi-Fiの電波が弱くなり、インターネット接続が不安定になる可能性があります。
ここでは、ONUやモデムの設置に適さない場所について解説します。

電子レンジや金属製の机、TV台の近くはNG

まず、電子レンジや金属製の家具の近くにONUやモデムを置くことは避けるべきです。
電子レンジは2.4GHz帯の電波を発生させるため、Wi-Fiの電波と干渉し、通信速度が低下する原因となります。
また、金属製の机や家具も、電波を反射しやすい性質があるため、Wi-Fiの信号が十分に飛ばなくなります。

TV台の近くも注意が必要です。
TVは大きな金属部分を含むため、同様に電波の妨げとなる可能性があります。
さらに、テレビの操作によって発生する電磁波もWi-Fiの性能に影響を与えることがあるため、ONUやモデムはできるだけ離れた場所に置くようにしましょう。

すりガラスやコンクリート壁の影響

すりガラスコンクリート壁の近くも、ONUやモデムの設置場所としては避けるべきです。
すりガラスは表面の凹凸によって電波が乱反射し、Wi-Fiの信号が効果的に伝わらない可能性があります。
また、コンクリート壁には鉄筋が含まれており、これが電波を吸収してしまうため、電波の届き具合が極端に悪くなります。

特に注意すべき場所:

  • すりガラスの窓の近く
  • 鉄筋コンクリートで囲まれた部屋

これらの場所は電波障害が発生しやすく、Wi-Fiの電波が十分に広がりません。
可能であれば、こうした場所からONUやモデムを遠ざけることが推奨されます。

収納スペースの中

収納スペースにONUやモデムを隠すことで、部屋の見た目をすっきりさせることができますが、これは電波を阻害する原因にもなります。
クローゼットや本棚にONUやモデムを収納すると、周囲の物体が電波をブロックし、Wi-Fiの性能が大きく低下する可能性があります。
さらに、ONUやモデムが長時間にわたって高温になることを防ぐためにも、通気性の良い場所に設置することが重要です。

特に、収納スペースが狭い場所熱がこもりやすい環境では、ONUやモデムが熱暴走を起こしやすく、故障のリスクが高まります。
そのため、収納にONUやモデムを置く際は、適切な換気を確保し、定期的に温度をチェックすることが必要です。

障害物の多いところ

Wi-Fi電波は障害物に弱いため、ONUやモデムの周りに家具や壁が多い場合、電波が遮断されることがあります。
特に大きな家具や電子機器が密集している場所では、電波が十分に広がらず、家全体でWi-Fiの接続が不安定になる可能性があります。
ONUやモデムを設置する際は、できるだけ開けた空間を確保し、障害物の少ない場所に設置することが理想です。

温度の高いところ

ONUやモデムは電子機器のため、温度の高い場所に設置することは避けるべきです。
例えば、直射日光が当たる窓の近くキッチンの熱源の近くは、本体が過熱するリスクがあります。
高温状態が続くと内部部品が劣化し、故障の原因になることもあります。

ONUやモデムを設置する際は、温度管理がしやすい涼しい場所を選び、必要に応じて空調のある部屋で使用することを検討しましょう。

ONUやモデム設置後に電波が悪いときの対処法

ONUやモデムを適切な場所に設置しても、Wi-Fiの電波が弱い、または通信速度が遅いと感じることがあります。
これは、Wi-Fiルーターをはじめとしたモデム周辺の環境や設置状況、さらには電波の干渉によるものが主な原因です。
このセクションでは、電波が悪いと感じた場合に試すべき対処法を紹介します。

Wi-Fiルーターの位置調整を行う

まず最初に試すべきは、Wi-Fiルーターの設置場所の微調整です。
たとえば、Wi-Fiルーターをもう少し高い場所に移す、もしくはより中心に近い位置に移動させることで、電波の飛び方が改善されることがあります。
障害物の少ない場所、または電波を反射しにくい環境を選ぶことも重要です。

Wi-Fiルーターの近くにある大きな家具や家電製品を移動させるだけでも、電波強度が変わることが多いです。
ホームゲートウェイやWi-Fiルーター一体型のモデムを使用している場合も同様です。
金属製の家具や厚い壁が電波をブロックしないように、モデム周囲の環境を定期的に確認し、最適な設置場所を探しましょう。

定期的にONUやモデムを再起動する

ONUやモデムおよびWi-Fiルーターを定期的に再起動することも、接続不良の問題を解決する方法の一つです。
Wi-Fiルーター等の電子機器は長時間の使用により、キャッシュや不要なデータが蓄積されることがあります。
これが原因で通信速度が低下したり、Wi-Fiの接続が不安定になることがあります。

ONUやモデム、Wi-Fiルーターの再起動手順は、非常に簡単で、電源をオフにし、数分間待ってから再びオンにするだけです。
これでWi-Fiルーター内のキャッシュがクリアされ、通信のパフォーマンスが改善することがあります。
この作業は月に一度程度を目安に行うと良いでしょう。

再起動する際には、必ずONUやモデムの電源ケーブルを一旦抜き、完全に電源が切れたことを確認してから再度接続してください。
また、その他のネットワーク機器も同様に再起動することで、ネットワーク全体のパフォーマンス向上が期待できます。

モデム以外の選択肢について

ADSL方式やVDSL方式を利用する際、モデム一体型ルーターや従来型のモデムを使うのが一般的ですが、他にも選択肢があります。
例えば、ホームルーター光配線を導入することで、通信速度や接続の安定性を高めることができます。
ここでは、モデム以外の選択肢について詳しく解説します。

ホームルーターを導入する

ホームルーターは、工事不要で簡単に設置できるインターネット接続デバイスです。
例えば、NTTドコモが提供する「home 5G」は、家庭のコンセントに接続するだけで、高速で安定したWi-Fi環境を提供します。
このようなホームルーターは、モデムやONUを必要とせず、光回線を引くことなく高速インターネットを楽しめる点が特徴です。

home 5Gの概要

項目詳細
月額料金4,950円(税込)
通信速度下り最大4.2Gbps
上り最大218Mbps
設置工事不要
設置方法コンセントに接続するだけ
対応エリア5Gエリア、4Gエリアでも利用可能

home 5Gは、特に光回線工事ができない環境や、賃貸物件に住む方にとって非常に便利です。
また、5G通信に対応しているため、光回線に匹敵する通信速度が得られます。

VDSL方式との比較

VDSL方式の光回線では、モデムを使用してデジタル信号を変換し、インターネットに接続しますが、ホームルーターではその必要がありません。
工事不要で簡単に設置できる点は大きなメリットです。
さらに、VDSL方式はマンションなどの集合住宅で利用されることが多いため、インターネット速度が共有され、ピーク時には速度低下が発生する可能性があります。
これに対して、ホームルーターは個別の通信環境を提供するため、速度低下のリスクが少なくなります。

ホームルーターのおすすめの置き場所

ホームルーターの設置場所も、Wi-Fiモデムと同様に部屋の中央障害物の少ない場所が理想的です。
また、高さ1〜2メートル程度の場所に置くことで、電波の飛びが良くなります。
ホームルーターも、Wi-Fiと同様に金属製の机や壁の近くに置くと、電波が弱くなるため、設置場所には十分注意しましょう。

ホームルーターの非推奨の置き場所

ホームルーターもモデムと同様に、設置してはいけない場所があります。
例えば、電子レンジの近く密閉された収納スペースは避けるべきです。
これらの場所に設置すると、電波が干渉を受けやすくなり、接続が不安定になることがあります。

光配線を導入する

もし自宅が光回線を導入できる環境であれば、光配線を使うことで、より安定したインターネット接続が可能です。
光配線は、光ファイバーケーブルを直接自宅に引き込み、通信を行う方式で、従来のADSLやVDSL方式よりも速く、安定したインターネット接続を提供します。

光配線の導入メリット

  • 高速な通信速度:プロバイダによっては最大10Gbpsの速度が可能
  • 安定した接続:ピーク時にも速度低下が少ない
  • 対応エリアの拡大:多くのエリアで光配線が導入可能

ただし、光配線を導入するには工事が必要であり、一部の賃貸物件や特定の地域では工事ができない場合があります。
そのため、光配線を導入する前には、まずインターネットサービスプロバイダ(ISP)と相談し、対応エリアかどうか確認することが大切です。

おすすめの光回線

光配線を導入する場合、いくつかの人気プロバイダがあります。
以下のサービスは、日本で特に評判の良い光回線プロバイダです。

サービス名月額料金最大通信速度工事費用
NURO光5,700円
(10ギガプランの月額基本料金)
下り最大10Gbps
上り最大10Gbps
44,000円(3年契約で実質無料)
ビッグローブ光6,270円
(10ギガタイプでスタート割・継続利用特典適用時)
下り最大10Gbps
上り最大10Gbps
最大28,600円(10ギガタイプ2年プランで実質無料)
GMOとくとくBB光5,940円(10ギガプラン)下り最大10Gbps
上り最大10Gbps
25,300円(36ヶ月利用で無料)
ドコモ光6,380円(10ギガ2年契約)下り最大10Gbps
上り最大10Gbps
22,000円(キャンペーンで無料)
auひかり6,468円(10ギガ3年契約)下り最大10Gbps
上り最大10Gbps
41,250円(3年契約で実質無料)
Softbank光6,380円(10ギガ2年契約)下り最大10Gbps
上り最大10Gbps
31,680円(31ヶ月利用で実質無料)

※表の中の情報は主にマンションタイプの例を掲載しています。また、月額料金・最大速度は選択したプランによって変わることがあります。正確な情報は各社の公式サイトにて必ずご確認ください。

光回線を導入することで、ADSL、VDSL方式やホームルーターと比べてより高速で安定したインターネット接続を得ることができます。

ONU・モデム・Wi-Fiルーター設置に関するFAQ

モデムやWi-Fiルーターの設置に関して、よく寄せられる質問をいくつか取り上げ、詳しく解説します。
これらのFAQは、日常的にインターネット接続に関して抱える問題を解決するためのヒントとして役立ちます。

Wi-Fiルーターの位置が電波に与える影響は?

Wi-Fiルーターの設置場所は、Wi-Fiの電波強度やインターネット接続の安定性に直接的な影響を与えます。
Wi-Fiルーターを設置する場所によって、電波が遮られたり反射することがあり、その結果としてWi-Fiのパフォーマンスが低下することがあります。
特に、金属製の家具や大きな家電製品の近くに設置すると、電波が反射され、インターネット速度が大幅に低下することがあります。

また、壁や障害物が多い場所では、電波が通りにくくなるため、Wi-Fiルーターをできるだけ開けた場所に置くことが推奨されます。
部屋の中央に近い位置に設置することで、電波が家全体に均等に届きやすくなり、全てのデバイスで安定したインターネット接続を確保できます。

ONU・モデム・ルーターを設置する際に最も適した高さは?

ONUやモデム、Wi-Fiルーターの設置は、床から1〜2メートルの高さが最適です。
特にWi-Fiルーターの設置高さは、Wi-Fiの電波の広がり方に大きな影響を与えます。
床から2メートルほどの高さがあれば電波が家具や壁に邪魔されることなく、広範囲に届きやすくなります。
例えば、机の上本棚の上が理想的な設置場所です。

また、床に直接置くと、電波が下方向にしか飛ばず、Wi-Fiの範囲が限定されるため、できるだけ高い場所に設置することが推奨されます。
さらに、周囲の家具や障害物が少ない場所を選ぶことで、電波の届き方がより効果的になります。

ルーターとモデムの違いは?

ルーターモデムは、インターネット接続に欠かせないデバイスですが、それぞれの役割は異なります。
モデムは、インターネットプロバイダからの信号を受信し、それをデジタルデータに変換して家庭内に送る装置です。
一方、ルーターは、モデムから送られてきたデータを複数のデバイスに分配し、Wi-Fi接続を提供する役割を持ちます。

モデム一体型ルーターも存在し、これによりモデムとルーターの両方の機能が一つのデバイスで提供されます。
この一体型ルーターを使用すると、設置スペースを節約でき、複雑な配線が不要になるため、非常に便利です。

ONUは光配線版のモデムのことで、光ファイバーから送られてくる光信号をデジタル信号に変換する役割をします。

Wi-Fiルーターを部屋の中央に置くべき理由は?

Wi-Fiルーターを部屋の中央に設置することが推奨される理由は、電波が均等に広がりやすくなるためです。
特に、家全体にWi-Fiを行き渡らせるためには、中心に近い位置にルーターを置くことが重要です。
部屋の端や壁に近い場所に設置すると、電波が片側に集中してしまい、他のエリアでWi-Fiが届きにくくなる可能性があります。

部屋の中央に設置することで、家中のデバイスが均等にWi-Fi接続を享受でき、通信速度も安定します。
さらに、モデムを中心に置くことで、特定の場所での電波障害を回避することができ、全体的なパフォーマンスが向上します。

まとめ

適切な場所にONUやモデム、Wi-Fiルーターを設置することは、家庭内でのインターネット接続を快適に保つために不可欠です。
Wi-Fiルーターの設置場所や高さ、周囲の環境に気を付けることで、Wi-Fiの電波強度や接続の安定性を大きく向上させることができます。

また、ONUやモデムを設置しても電波が弱い場合や通信が不安定な場合には、ホームルーターや光配線の導入を検討するのも一つの手です。
これにより、より高速で安定したインターネット接続を実現できるでしょう。